弾性合成桁の載荷実験が完了!

今年度の実験が終盤を迎えました.昨年度に引き続き今年度もNEXCO総合技術研究所,関西大学,大阪工業大学および本学との共同研究を行っています.本研究の目的はコンクリート床版と鋼桁の接合部において,頭付きスタッドというずれ止めが少なくなった場合の合成挙動を確認することが目的です.

8月からコンクリート床版を製作するなど様々な準備を行い,11/19に最後の実験が完了しました.とてもよい実験データが得られたと思います.鋼桁を提供していただきました研究協力者の高田機工様など各種ご協力いただきました皆様のお陰です.また,実験計画,図面作成,工程計画に始まり,型枠,鉄筋組立,打設,試験体設置,ひずみや変位の計測準備などの作業を100%研究室の学生さんが行っております.このような機会を通じて学生の皆さんが成長することがよくわかり,とても嬉しく思います.

プレキャスト床版を用いた弾性合成桁の載荷実験

   

実験に立ち会っていただきました共同研究メンバー