卒論中間発表会,忘年会

12/21,研究室の卒論中間発表会を行いました.まだ不十分な点もありますが,ゴールが見えてきました.今年度卒業予定者の氏名・論文タイトルは以下の通りです.本番は1/29午前中の予定です.

●豊島幹大「トラス橋下弦材格点部のCFRPシートによる補修工法に関する実験研究」

●関貴悠「高強度緻密モルタルの上面増厚材としての適用性に関する実験研究」

●川端加奈子「ブリコン2019橋梁模型の接合部の変形性能に関する研究」

●前田宗国「各種充填材料を用いたCFTの強度特性に関する基礎実験研究」

●稲木等「GFRP橋の曲げおよびせん断耐荷力に関する実験的研究」

●LE TRONG BINH「鋼構造板厚変化部のCFRP補強に関する実験的研究」

●Dinh Ngoc Hai「CFRP 補修を行った腐食鋼管の連成座屈強度に関する実験研究」

●清水大輝「高伸度弾性パテ材が鋼材とCFRP の継手強度に与える影響に関する実験研究」

また,発表会終了後,ご指導いただいた寺尾客員教授も一緒に,忘年会を開催しました.

橋梁技術講演会(新潟)で講演

 建設コンサルタンツ協会北陸支部の活動の一環で橋梁技術講演会が開催されました.北陸支部では,社会資本整備に従事する技術者が広い視野を持ちつつ,最先端の技術を習得し,更に,歴史的な理論や背景を学んで,今後の社会資本整備に生かせるよう,北陸鋼橋技術研究会(代表 長岡技術科学大学 長井正嗣 名誉教授),(一社)日本橋梁建設協会との共催で,下記のとおり橋梁技術講演会が開催されました.

 

1. 日 時 令和元年12 月9 日(月)13:00~16:45(開場 12:40)
2. 場 所 クロスパルにいがた(生涯学習センター)4 階 映像ホール
〒951-8055 新潟市中央区礎町通3-2086 TEL:025-224-2088

3.内容

13:00~13:05 開会挨拶
 (一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部 技術部会長 渡邊 雅樹
13:05~13:40 演 題:「鋼橋の維持管理」
 講師:長岡技術科学大学 大学院工学研究科 環境社会基盤工学専攻 教授
 北陸鋼橋技術研究会 副代表 岩崎 英治
13:40~14:35 演 題:「炭素繊維による鋼橋の補強技術」
 講師:ものつくり大学 建設学科 教授 大垣 賀津雄
14:50~15:45 演 題:「NEXCO 東日本新潟支社における橋梁大規模更新」
 講師:東日本高速道路(株)新潟支社 技術部 上席構造物指導役 西川 孝一
15:45~16:40 演 題:「(仮)アメリカのLRFR」
 講師:埼玉大学 大学院理工学研究科 環境社会基盤国際コース 教授 奥井 義昭
16:40~16:45 閉会挨拶
 北陸鋼橋技術研究会 代表 長岡技術科学大学 名誉教授 長井 正嗣

執筆書籍の紹介!

ニューススイッチに執筆した書籍の紹介がありました.この本の中で,スカイツリーについての記事を書いた次第です.ニュース記事は以下をクリックして,興味があったら読んでください.

https://newswitch.jp/p/20100

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 1244b8cb571bb98dd6ca1f25fdcc88a1-644x918.jpg です

ものつくり大学の実践教育

昨日発売された東洋経済11/30号に「本当に強い理科系大学」として,ものつくり大学が掲載されました.取材を受けて,研究室の学生がちょうど鋼管にCFRPを含浸接着している様子が掲載されています.

https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22218

当日の様子や載荷実験状況などは以下の通りです.

 

CFRP貼付け
載荷実験

埼玉橋梁メンテナンス研究会で講演

11/21に埼玉橋梁メンテナンス研究会主催の橋梁メンテナンス技術研修会【第3回】がさいたま共済会館で開催されました.今回,「鋼橋の補修・補強技術の最先端」題して,講演させていただきました.

ものつくり大学では,本年8月より,埼玉橋梁メンテナンス研究会の活動に参画しております.本研究会では,橋梁の点検,補修等の維持管理に携わる県内の自治体職員及び民間の技術者や橋梁の維持管理に興味がある学生を対象とし,段階的な育成を目的とした研修会を予定しております.

一般社団法人 埼玉県建設コンサルタント技術研修協会://www.saikonkyo.org/

講習会の内容https://drive.google.com/file/d/1tdtqTgeOmfhCTh0zHbZl3FI7X80_KD4K/view

2021年に開学20周年を記念して,本学に橋梁メンテナンスゼンターを設置して,近隣の自治体や若手コンサルタント職員の研修の場を提供すべく,努力したいと考えています.