Tコーポレーション工場見学

11/7,Tコーポレーション小山工場を見学させていただきました.広い工場に鉄骨,橋梁,鉄塔,立体空間を創造できるボールジョイントを利用したパイプトレスなど製造現場を見学させていただきました.

https://www.tomoe-corporation.co.jp/

建築,土木の一体教育を図っている本学の見学先としては最適と考えており,多くの卒業生が就職しております.学生さんが今後,このような仕事にも活躍されることを期待しております.

 

 

 

集合写真(事務所前)

 

集合写真(スカイツリー部材展示の前)

 

スカイツリーの溶接説明

 

橋梁等現地見学会の開催

9/29午後から研究室メンバーと共同で,香取市の古民家塙HOUSEに移動して,合宿を行いました.

翌日朝から,水郷地域に架かる橋や水門の見学を行いました.また,圏央道利根川橋2期工事(合成床版を有する細幅箱桁橋を見学しました.圏央道は御存じの通り,合成床版2主桁橋が多いですが,河川などの長スパン部には合理化された細幅箱桁が採用されています.利根川渡河部分2期工事の桁架設が終了して,合成床版のコンクリート打設を実施中でありました.チェーンで吊り足場が設置されており,下から足場を設置するものと思っていた学生さんには新鮮であったと思います.学生さんにはこのように見学したことなどに興味を持っていただいて,勉強するきっかけになれば幸いです.将来の活躍を祈っています.

古民家 塙HOUSEにてBBQ
潮来 水雲橋 鋼製アーチ
潮来 水雲橋 鋼製アーチ
潮来 水雲橋 鋼製アーチ
横利根閘門
水郷大橋
佐原の街並み
樋橋(ジャージャー橋)

伊能忠敬の生家

圏央道利根川橋
圏央道利根川橋
圏央道利根川橋

NIAMUL先生着任しました!

本日,10/1より,Niamul Islam先生が特任助教として着任されました.同先生の母国はバングラディッシュですが,長岡技術科学大学にて修士課程と博士課程を修了され,鋼構造や複合構造の研究をされています.大垣研究室に在籍して研究をされる教員はこれで3人目になります.

学生の皆さんは,構造解析など何でも質問してください.今後ともよろしくお願いいたします.

NIAMUL先生 2024.10

研究室集合写真

 

研究室集合写真

 

Advances in Structural Engineeringに掲載されました!

2020年度から2022年度まで,本学建設学科特任講師をされていました Ngoc Vinh Pham先生(現ダナン工科大学建築学科講師)が主著者として執筆しました論文”Experimental study on strengthening steel-truss bridge diagonal members using carbon-fibre-reinforced polymer bonding methods”が,Advances in Structural Engineering(IF2.6)に掲載されました.本研究は本学で実施した既発表実験データに対して解析的な知見を展開されたものです.共著者は,Kazuo Ohgaki(ものつくり大学), Takeshi Miyashita(名古屋工業大学) and Ngoc Quang Pham(ダナン工科大学)です.

このように本学で実施した実験成果を含めた内容が,世界に公表されて認知されることは素晴らしいことであると感じています.一緒に頑張った学生さんも喜んで頂けるものと思います.

以下に主な図表を掲載します.

 

ガセットプレート接合部

 

実験供試体形状

 

材料諸元

 

引張載荷試験供試体

 

交番載荷試験供試体

 

CFRP接着工法

 

CFRP施工方法

 

交番載荷方法

 

計測位置図

 

引張載荷試験結果

 

引張荷重と変位の関係

 

斜材断面の平均ひずみ

 

CFRPシート表面の平均ひずみ

 

引張載荷試験の破壊モード

 

交番載荷試験結果

 

交番載荷試験の荷重と変位の履歴曲線

 

交番載荷試験の荷重と変位のピーク包絡線による比較

 

交番載荷試験供試体破壊状況-1

 

交番載荷試験供試体破壊状況-2

 

エナルギーー吸収量

 

引張剛性の比較

 

圧縮剛性の比較

 

JSBC2024において美観部門優勝!

9/11-13に京都大学桂キャンパスで開催されました,Japan Steel Bridge Competition (JSBC)2024において,ものつくり大学Bチーム(3年生とM1)が美観部門で優勝しました.ものつくり大学の美観部門での優勝は2年ぶりになります.この競技は,4mの鋼製橋梁模型を事前に制作し,架設時間などを競う架設部門,重錘を偏載荷(140kgと60kg)させて平均10mmのたわみが高得点となる構造部門,学生や教員による投票で選ばれる美観部門,橋梁模型の特徴などを説明するプレゼン部門,総合的な得点を評価する総合部門からなります.鋼製橋梁模型のデザイン,設計,制作へのこだわりが評価された美観部門優勝は,ものつくり大学らしい受賞なので,とてもよかったです.

また,総合部門の好成績を狙っていたAチーム(4年生)は,実力がありながら,架設競技中にボルトナットを大量に落下させるという不幸に見舞われ,さらに載荷競技でアーチが面外座屈してしまい,変形が大きくなりました.事前の架設練習や載荷試験ではなかったことが生じてしまい,残念ながら表彰されませんでしたが,とてもよい橋を作って健闘いたしました.

本競技に参加して,頑張った学生を誇りに思います.この成長の機会に取り組んだ学生さんは,将来の活躍に繋がるものを得たと確信しています.

 

 

表彰式の様子

 

架設競技Bチーム

 

Bチーム載荷競技

 

Bチームメンバー

 

美観部門に優勝したレンティキュラートラス

 

架設競技Aチーム

 

大量に落としたボルト・ナットを指さすAチームメンバー

 

Aチームのバスケットハンドル型ダブルタイドアーチ

 

アーチが面外座屈して15mmの変形が生じた様子

 

開会式集合写真

 

すべてが終わって橋梁調査1

 

すべてが終わって橋梁調査2