NIAMUL先生着任しました!

本日,10/1より,Niamul Islam先生が特任助教として着任されました.同先生の母国はバングラディッシュですが,長岡技術科学大学にて修士課程と博士課程を修了され,鋼構造や複合構造の研究をされています.大垣研究室に在籍して研究をされる教員はこれで3人目になります.

学生の皆さんは,構造解析など何でも質問してください.今後ともよろしくお願いいたします.

NIAMUL先生 2024.10

研究室集合写真

 

研究室集合写真

 

Advances in Structural Engineeringに掲載されました!

2020年度から2022年度まで,本学建設学科特任講師をされていました Ngoc Vinh Pham先生(現ダナン工科大学建築学科講師)が主著者として執筆しました論文”Experimental study on strengthening steel-truss bridge diagonal members using carbon-fibre-reinforced polymer bonding methods”が,Advances in Structural Engineering(IF2.6)に掲載されました.本研究は本学で実施した既発表実験データに対して解析的な知見を展開されたものです.共著者は,Kazuo Ohgaki(ものつくり大学), Takeshi Miyashita(名古屋工業大学) and Ngoc Quang Pham(ダナン工科大学)です.

このように本学で実施した実験成果を含めた内容が,世界に公表されて認知されることは素晴らしいことであると感じています.一緒に頑張った学生さんも喜んで頂けるものと思います.

以下に主な図表を掲載します.

 

ガセットプレート接合部

 

実験供試体形状

 

材料諸元

 

引張載荷試験供試体

 

交番載荷試験供試体

 

CFRP接着工法

 

CFRP施工方法

 

交番載荷方法

 

計測位置図

 

引張載荷試験結果

 

引張荷重と変位の関係

 

斜材断面の平均ひずみ

 

CFRPシート表面の平均ひずみ

 

引張載荷試験の破壊モード

 

交番載荷試験結果

 

交番載荷試験の荷重と変位の履歴曲線

 

交番載荷試験の荷重と変位のピーク包絡線による比較

 

交番載荷試験供試体破壊状況-1

 

交番載荷試験供試体破壊状況-2

 

エナルギーー吸収量

 

引張剛性の比較

 

圧縮剛性の比較

 

JSBC2024において美観部門優勝!

9/11-13に京都大学桂キャンパスで開催されました,Japan Steel Bridge Competition (JSBC)2024において,ものつくり大学Bチーム(3年生とM1)が美観部門で優勝しました.ものつくり大学の美観部門での優勝は2年ぶりになります.この競技は,4mの鋼製橋梁模型を事前に制作し,架設時間などを競う架設部門,重錘を偏載荷(140kgと60kg)させて平均10mmのたわみが高得点となる構造部門,学生や教員による投票で選ばれる美観部門,橋梁模型の特徴などを説明するプレゼン部門,総合的な得点を評価する総合部門からなります.鋼製橋梁模型のデザイン,設計,制作へのこだわりが評価された美観部門優勝は,ものつくり大学らしい受賞なので,とてもよかったです.

また,総合部門の好成績を狙っていたAチーム(4年生)は,実力がありながら,架設競技中にボルトナットを大量に落下させるという不幸に見舞われ,さらに載荷競技でアーチが面外座屈してしまい,変形が大きくなりました.事前の架設練習や載荷試験ではなかったことが生じてしまい,残念ながら表彰されませんでしたが,とてもよい橋を作って健闘いたしました.

本競技に参加して,頑張った学生を誇りに思います.この成長の機会に取り組んだ学生さんは,将来の活躍に繋がるものを得たと確信しています.

 

 

表彰式の様子

 

架設競技Bチーム

 

Bチーム載荷競技

 

Bチームメンバー

 

美観部門に優勝したレンティキュラートラス

 

架設競技Aチーム

 

大量に落としたボルト・ナットを指さすAチームメンバー

 

Aチームのバスケットハンドル型ダブルタイドアーチ

 

アーチが面外座屈して15mmの変形が生じた様子

 

開会式集合写真

 

すべてが終わって橋梁調査1

 

すべてが終わって橋梁調査2

 

FM NACK5「カメレオンパーティー」に学生が出演

FM NACK5「カメレオンパーティー」で本学が提供する新コーナー「Fun! Fan! ものづくり」を毎月行っています.学生や教員が出演して,ものづくりをテーマに様々な視点からトークを展開するもので,10月まで全6回の放送予定します.

8/25の15:20~,建設学科4年の柏木淳志さんと中川涼輝さん(いずれも橋梁・構造研究室所属)ならびに担当教員である大垣が出演して,Japan Steel bridge Competition 2024の取り組みを説明しました.

 

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これまでの放送は以下の通りです.

5/26 NHK学生ロボコンに出場を決めたNHK学生ロボコン「イエロージャケッツ」の学生が出演

https://www.iot.ac.jp/news_all/20240528_4/

6/23「ものづくり×キャンパスライフ」をテーマに,オープンキャンパススタッフの学生が出演

https://www.iot.ac.jp/newsletter/20240628/

7/28 学生フォーミュラプロジェクトの学生が出演

https://www.iot.ac.jp/newsletter/20240726/

2024年度 土木学会年次講演会にて発表

2024年度 土木学会年次講演会は東北大学にて9/5に以下の関連発表がありました.末尾に関連発表タイトルを記載しています.青字で着色している方々に関連発表をしていただきました.学生さんが卒業して就職していますが,多くの方々に集まって頂きました.素晴らしい発表の数々でした.今後のご活躍に期待しています.

 

発表を終えた卒業生と大学院生の笑顔

 

一緒に研究していた池田さん(長岡技大出身)

 

大学院の平田さん

 

元大学院生の安田さん

 

卒業生の宇津味さん

 

卒業生の廣田さん

 

卒業生の佐藤さん

 

大学院生の小林さん

 

懇親会 NSCMさんにお世話になりました!

 

CFRP補強した矩形断面鋼製柱の交番載荷試験

池田 一喜1、宮下 剛5、大垣 賀津雄2、アマドウサキール シル2、秀熊 祐哉3、櫻井 俊太3、服部 雅史4、後藤 源太

横倒れ座屈した鋼桁のCFRPによる補強効果に関する実験研究

*平岩 アキ1、平田 桐也1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、秀熊 佑哉2櫻井 俊太2、宮下 剛3、奥井 義昭

鋼桁上フランジのCFRP成型板によるバイパス補強効果に関する実験研究

*平田 桐也1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、秀熊 佑哉2、櫻井 俊太2、奥井 義昭3

CFRP 成形材と軽量樹脂モルタルにより下面補強した鋼床版の移動輪荷重走行実験

*安田 翼1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、小林 駿1、中村 太一2、秀熊 佑哉3、石田 学4、菊地 新平5

CFRP 成形材と軽量樹脂モルタルによる鋼床版下面補強施工と補強効果確認実験

*宇津味 泰成1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、中村 太一2、秀熊 佑哉3、石田 学4、菊地 新平5

H形断面長柱のCFRP成形材による補強に関する交番載荷実験研究

*廣田 雅人1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、平田 桐也1、秀熊 佑哉2、櫻井 俊太2、服部 雅史3、後藤 源太3、宮下 剛4

H形断面長柱のCFRPシートによる補強に関する交番載荷実験

*風見 優羽1、大垣 賀津雄1、シル サキール1平田 桐也1、秀熊 佑哉2、櫻井 俊太2、服部 雅史3、後藤 源太3、宮下 剛4、池田 一喜4

矩形断面長柱のCFRPシートによる補強に関する圧縮載荷実験

*松田 和磨1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、平田 桐也1秀熊 佑哉2、櫻井 俊太2、服部 雅史3、後藤 源太3、宮下 剛4、池田 一喜4

床版にひび割れを発生させた弾性合成桁の正曲げ挙動に関する実験研究

*小林 駿1、大垣 賀津雄1、サキール シル1、服部 雅史2、喜多 雄士2、岩井 将樹2、石川 敏之3、今川 雄亮4、大久保 宣人5

場所打ち床版を有する弾性合成桁の中間支点部挙動に関する実験研究

*イスラム モフィズル1大垣 賀津雄1、シル サキール1、小林 駿1、服部 雅史2、喜多 雄士2、岩井 将樹2、石川 敏之3、今川 雄亮4、大久保 宣人5

プレキャスト床版を有する弾性合成桁の中間支点部挙動に関する実験研究

*佐藤 里桜1、大垣 賀津雄1、シル サキール1、小林 駿1、石川 敏之3、今川 雄亮4、服部 雅史2、喜多 雄士2、岩井 将樹2、大久保 宣人5 

オフセットビーム要素を用いた弾性合成桁の水平せん断力の評価

*石川 敏之1、大垣 賀津雄2、Syll Amadou Sakhir2、今川 雄亮3、大久保 宣人4、服部 雅史5、喜多 雄士5、岩井 将樹5