千葉県いすみ市へ,卒業設計の敷地見学

学生の卒業設計の敷地見学へ千葉県いすみ市まで行ってきました。

JR外房線の長者駅で車で迎えに来てもらい,里山らしき山麓の現地へ小雨の中,訪れました。

学生の父親が購入した土地ということです。新緑に覆われ清々しい場所でした。

「いすみ環境と文化のさと」の展示模型では,丘のような山がひだ状に田畑の拡がる平地に入り組んでいることが分かります。

敷地に隣接する「いすみ環境と文化のさと」の取組みと上手く連携したり,

二地域居住や自給自足的な暮らし方をヒントに卒業設計のコンセプトを決める予定です。

戸田市空き家改修打合せ

恒例となりました埼玉建築士会青年部メンバーと戸田市空き家改修の打合せ。

I邸の敷地を見学し,あらためて広大な場所にある母屋と蔵,庭を眺めていろいろ考えました。

庭には市の指定樹木シイノキが立派に生長しています。

私有地に公的な位置づけの樹木があることは不思議な魅力ですね。

隣地の駐車場との敷地境界杭もありましたが,領域が曖昧なところも面白い敷地です。

来月にはまた実測調査の予定です。

研究室「畑」の野菜・花

今年も遅ればせながら戸田研究室の畑に夏野菜(きゅうり・トマト・ピーマン等)と朝顔を植えました。

数人の学生メンバーが土を耕し,苗や種を植えて交代で水やりを行っています。

                           

 

学生ともども日々の生長を楽しみに,一か月後位にはなんとか実ることを祈ります。

テレビ埼玉情報番組『マチコミ』放映

先日,教員が特別審査員を務めた,第18回卒業設計コンクール展の公開審査等の様子が4月24日(火)17時~18時にテレビ埼玉の情報番組『マチコミ』内にて放送されました。

 

本学卒業生のプレゼンと審査の様子をあらためて振り返る機会となりました。

第18回卒業設計コンクール展で特別審査員を務めました。

2018年4月14日(土)~17日(火)まで浦和市にある埼玉会館で,一般社団法人埼玉建築設計監理協会主催の第18回卒業設計コンクール展が開催され,教員:戸田が特別審査員を務めました。

  

  

  

本学建設学科からは学内の卒業設計審査会で上位4選の藤原研究室3名,戸田研究室1名,計4名が出展しました。

4月15日(日)にプレゼンテーション・公開審査の結果,出展数9大学35作品の中から本学藤原研究室の桐淵玲央さんの作品「再誕」-Memories of Main Shaft- が,「準埼玉賞」「JIA埼玉賞」「さいたま住宅検査センター賞」の3賞を受賞しました。

この作品は地元行田市の特定空き家密集地域にある空き家の柱を残し,新たな商店街や集合住宅等の複合施設としてリノベーションする提案です。木造住宅の柱を基点として地域の歴史や空間の記憶に着目して新たな提案をした点等が評価されました。

また,大切なのは受賞有無に関わらず,多くの建築家や大学教員,各種団体のプロの方々から卒業したこの時期に講評コメントを頂き,質疑応答する等,自らの設計に対するスタンスを振り返る場であることです。

さらに一般の方々に設計の提案がどのように映るか,その成果が問われ再確認できる場でもあります。学内に留まらず大学院や社会人として発つこの時期こそ振り返るチャンスかもしれません。

評価は場所や人によっても様々,一喜一憂はそこそこに次に向けてまた歩き出してほしいと思うのです。

打上げ後の本学出展者学生(卒業生)と藤原先生,岡田先生,戸田で記念撮影。皆さん良い笑顔です。

寄居町 住まい・まちづくり交流展に出展しました。

人と自然が集まり・寄り添い・繋がるまちづくりの提案として

「寄居町 住まい・まちづくり交流展」

主催:日本建築学会関東支部埼玉支所・寄居町商工会
後援:寄居町

2018年4月14,15日に戸田研究室・大竹助教室で,寄居街歩きの写真記録等を展示しました。

2018年度 春 新年度スタート

あっという間に何度末が来て新年度を迎えました。

ものつくり大学建設学科の今年度入学者数は約190名でした。

戸田研究室は大学院1年生1名,学部4年生8名の計9名でスタートです。

夏にはまた新しい3年生も加入してくるのが楽しみです。

今年は桜が早く,入学式には葉桜で,授業も始まりまた日常の大学の雰囲気に戻りつつあります。

卒業生いわく,私の口癖は「それは,あかんで」のようです。

今年度は「それは,ええで」を多く発言できるように努めたいと思っています。

京都府立大学 地域貢献型特別研究 口頭発表を行いました。

2018年3月20日は母校,京都府立大学の稲盛記念会館で地域貢献型特別研究の研究発表会でした。

共同研究者として教員の戸田が,美山木匠塾の学生参加者の感想文の分析経過を発表させて頂きました。

   

主にテキストマイニングという計量テキスト分析ソフトを使った方法で,

感想文のテキストを量的かつ質的に分析して活動効果を考察します。

今後の地域活動にもフィードバックできればと思います。

懐かしい,松原研究室からの外の風景と窓辺の緑です。社会人博士後期課程で学んだ日々を思い出します。

夜の京都タワーや四条の路地を歩きながら眺め,束の間ですがリラックスもできました。

今後も京都での研究活動も進めていく予定です。

戸田市空き家リフォームプラン展示会

昨年より当研究室で協力している埼玉県戸田市の空き家リフォームプランを3年生主体で提案しました。

 

戸田市まちづくり推進課と埼玉建築士会青年部のメンバーと連携して,

既存住宅(空き家)の実測を基にした,戸田市が求める「子育て支援住宅」の提案です。
周辺地域の環境を調査して,空き家を子育てしやすい住宅の改修案として図面パネルと模型等で展示しました。

日時・場所
3月17日(土)〜3月18日(日)午前9時30分〜午後4時まで @あいパル1階市民ギャラリー
3月19日(月)〜3月23日(金)午前9時30分〜午後4時まで @戸田市役所2階ロビー

 

 

トダバンクという空き家バンクを含めた様々な地域に必要な用途を持たせた拠点の提案や,

木育コーナー等も設けて,老若男女で助け合う地域の暮らし方を演出した展示空間としました。

多くの地域の方々に来場頂き,生の声を聴けたこと等,貴重な経験となりました。

新年度から継続的に戸田市の空き家対策について研究室でも取り組む予定です。

2017年度 卒業式 戸田研 1期生

2018年3月16日,卒業式でした。

戸田研究室としての1期生10名ありがとう!おめでとう!

始まったばかりの研究室をよく選んでくれました。1年半、プロジェクトや卒研など充実した日々は一生の宝物です。

いつものスギ(杉)三角ポーズと笑顔で最後の集合写真。

この場所で長い時間,研究や設計活動に励みました。

とくに女子3名はそれぞれ個性的でした。

寄せ書き,手作り木時計,花,コーヒーなどを頂き感無量です。

研究室パーテーションの柱にそれぞれの身長を慎重に記して,これからのみんなの伸長(力の伸び)を期待します!