若年者ものづくり競技大会 2013年度
◆企業等に就業していない20歳以下の若年者のものづくりの技能向上と就業意識を高めるための大会です。14職種で腕を競い合い技能五輪全国大会の登竜門でもあります。
◆2013年度第8回大会は8月7日(水)~8日(木)の2日間、岩手県(岩手産業文化センター)を主会場として他3カ所の会場で行われます。
https://www.javada.or.jp/jyakunen20/
参加種目
木材加工職種
競技内容

木材加工職種は、家具ならびに建具に関わる木工技術・技能を競います。ノコギリ、カンナ、ノミなどの手道具に加え、電動ドリルやビスケットジョイントカッターといった電動工具を上手く使いこなさなければいけません。原寸図を描くことから始まり、墨付け、加工、調整、組み立て、仕上げと、総合力が問われる課題です。
これまでの実績

木材加工職種には2009年度第4回大会から毎年2名の学生が建設学科から挑戦しています。2011年度第6回大会に出場した2年生の高橋智也くんが優勝を果たした他、2010年度は2年生の渡辺薫恵さんが2位、1年生の榎本将紀くんが3位に入賞し、2012年度は1年生の志水元紀くんが2位に入賞しました。
2013年度(練習)スケジュール

毎年1~2年生から出場希望者を募り、4月下旬から接合部加工の基礎的な練習を重ね、5月末に学内選抜テストを実施して選手を決定します。来る本大会に向けて現在、日中の授業が終わったあと3~4時間練習を行っています。
2013年度 大会結果
木材加工職種には男子学生2名が出場しました。 2年生の山村薫くんは昨年開催された碧蓮祭ものづくり競技大会家具部門で3位に入り、そこから木材加工への興味が高まりました。1年生の小松春樹くんは高崎工業高校3年生だった昨年度も木材加工に出場し、今年が二度目の挑戦となりました。
山村くんは内田佳太郎先生の遊樹工房(東松山市)でインターンシップを行いながら大会に向けた練習を重ね、小松くんも昨年度2位に入賞した志水元紀先輩(建設2年生)からアドバイスをもらいながら連日の放課後練習をこなして大会に臨みました。
残念ながら二人とも入賞は果たせませんでしたが、次は技能五輪全国大会への出場を目指してがんばります!


建築大工職種
競技内容

競技時間5時間で、木造小屋組(桁、梁、垂木及び束等を含む)の一部を製作します。成績は、製作した課題の寸法精度および出来栄えで評価されます。
これまでの実績

2006年度(H18) 後藤保樹(敢闘賞)、苅和俊介
2008年度(H20) 小澤良洋、中尾健太郎、橋本紗希 (金賞)
2009年度(H21) 小島優、小林央
2010年度(H22) 宇都木裕介、大西裕也
2011年度(H23) 榎本将紀、福田耀
2012年度(H24) 早川征太、平山卓磨
2013年度(H25) 阿部柚実、吉田加奈
2013年度(練習)スケジュール
6月中旬~7月下旬、PBL型インターンシップ(生川工務店)
2013年度 大会結果
第8回若年者ものづくり競技大会が8月8日(木)岩手県産業文化センター(アピオ)にて開催されました。建築大工職種の参加人数は38名で、本学から阿部柚実さんと吉田加奈さん(共に建設学科2年生)が埼玉県の代表として参加しました。
2名は、インターンシップとして、株式会社生川工務店で40日間、大会の練習に取り組み、課題を18体ほど製作しました。大会当日も制限時間5時間以内で、削り・墨付け・刻み・組立てを完了し、製作課題を完成させましたが、惜しくも入賞には至りませんでした。しかし、この経験を元に、来年度の技能五輪全国大会への出場を目標に、その予選を兼ねた建築大工2級の技能検定に取り組み始めています。


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