若年者ものづくり競技大会 2014年度
◆企業等に就業していない20歳以下の若年者のものづくりの技能向上と就業意識を高めるための大会です。14職種で腕を競い合い技能五輪全国大会の登竜門でもあります。
◆2014年度第9回大会は7月28日(月)~29日(火)の2日間、山形県(山形県国際交流プラザ)を主会場として他3カ所の会場で行われます。
https://www.javada.or.jp/jyakunen20/
参加種目
木材加工職種
競技内容

木材加工職種は、家具ならびに建具に関わる木工技術・技能を競います。ノコギリ、カンナ、ノミなどの手道具に加え、電動ドリルやビスケットジョイントカッターといった電動工具を上手く使いこなさなければいけません。原寸図を描くことから始まり、墨付け・加工・調整・組み立て・仕上げの総合力が問われる課題です。
これまでの実績

木材加工職種には2009年度第4回大会から毎年2名の学生が建設学科から挑戦しています。2011年度第6回大会に出場した2年生の高橋智也くんが優勝を果たした他、2010年度は2年生の渡辺薫恵さんが2位、1年生の榎本将紀くんが3位に入賞し、2012年度は1年生の志水元紀くんが2位に入賞しました。
2014年度(練習)スケジュール
毎年1~2年生から出場希望者を募り、4月下旬から木材加工の基礎的な練習を重ね、5月末に学内選抜テストを実施します。2014年度は、1年生2名が選手となりました。現在は、来る本大会に向け、連日練習に励んでいます。
2014年度 大会結果
木材加工職種には、1年生から安藤大祐くんと針生直樹くんの2名が出場し、針生くんが第一位(厚生労働大臣賞)を獲得し、安藤くんが第二位となりました。
安藤くんと針生くんは、同じ高校出身(東京都立工芸高等学校)です。安藤くんは昨年度も同職種に出場して二位、針生くんは競技大会への挑戦は今回が初めてでした。昨年度の選手で今年は技能五輪に挑戦している山村薫先輩(建設学科3年生)や、2012年度に同職種で二位に入賞した志水元紀先輩(建設3年生)たち、また、ものづくりマイスターとして技術指導に来てくださった一級技能士の先生からアドバイスをもらいながら、放課後練習を毎日積み重ねて大会に臨みました。
入賞という形でひとつの結果を残すことができた二人は、新たに技能五輪全国大会や建築設計コンペに挑戦するといった目標を掲げ、さらにがんばっています。


建築大工職種
競技内容

競技会場(岩手県産業文化センター・アピオ)
競技時間5時間で、木造小屋組(桁、梁、垂木及び束等を含む)の一部を製作します。成績は、製作した課題の寸法精度および出来栄えで評価されます。
これまでの実績

若年者ものづくり競技大会
阿部由美

若年者ものづくり競技大会
吉田加奈
- 出場者
2006年度(H18) 後藤保樹、苅和俊介
2008年度(H20) 小澤良洋、中尾健太郎、橋本紗希
2009年度(H21) 小島優、小林央
2010年度(H22) 宇都木裕介、大西裕也
2011年度(H23) 榎本将紀、福田耀
2012年度(H24) 早川征太、平山卓磨
2013年度(H25) 阿部柚実、吉田加奈
2014年度(H26) 小松春樹、佐藤貴大
- 入賞者
2006年度(H18) 敢闘賞:後藤保樹
2008年度(H20) 金 賞:橋本紗希
2014年度(練習)スケジュール
6月中旬~7月下旬、PBL型インターンシップ(生川工務店)
2014年度 大会結果
第9回若年者ものづくり競技大会は7月28、29日、山形ビックウイング(山形国際交流プラザ)にて開催されました。
- 大会結果
全国からの参加選手は47名で、埼玉県代表として本学建設学科2年生小松春樹君、同佐藤貴大君の2名が出場し、小松君が第二位、佐藤君が敢闘賞を受賞し、第3回(2008年度)以来6年ぶりの入賞となりました。 小松君は群馬県立高崎工業高等学校の出身で、過去2年では木材加工職種に出場した実績があります。佐藤君は埼玉県立大宮工業高等学校の出身で同競技大会への挑戦は今回が初めてです。両名は、PBL型インターンシップとして、㈱生川工務店で40日間、練習に取り組み、数多くの課題を製作しました。その練習課程で、競技時間5時間以内で課題を完成させるための削り・墨付け・刻み・組み立て、それぞれの時間配分を考え身に付けたことで、大会本番でも練習通りの時間配分で製作課題を完成させることができました。両名は、この経験を元に、来年度は技能五輪全国大会への出場を果たすべく、その予選である建築大工2級の技能検定に取り組み始めています。


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