3Q(クォータ)は11月下旬で終わり,1年生の木造実習ではプランター(朝顔鉢)が完成しました。
四方転びといって,プランターの枠の板の角度が微妙に傾いており,
ぴったり合わす作業は難航しましたが,粘り強い加工の技術と技能の体験ができたことでしょう。
3Q(クォータ)は11月下旬で終わり,1年生の木造実習ではプランター(朝顔鉢)が完成しました。
四方転びといって,プランターの枠の板の角度が微妙に傾いており,
ぴったり合わす作業は難航しましたが,粘り強い加工の技術と技能の体験ができたことでしょう。
実習の4回目から8回目(週目)までは,
四方転びプランター(朝顔鉢) の制作を行います。
四方転びとは,傾きを持たせながら接合強度を上げる組み方といったところでしょうか。
これも先ず原寸図を描いて墨付け,刻み(加工),組み立ての手順で制作します。
見本となる完成形はこのような感じです。
1年生木造基礎実習Ⅲは3回目(3週目)で完成を目指します。
とくに勾配のついた木材(垂木)とそれを受ける梁との接合部の墨付けの仕方が難しいところです。
墨壺,ノコギリ,ノミ,ハンマー,カンナなど多くの大工道具を自由に扱えるようになるには,
このような実習で実務家の教員の話をよく聞き,よく見て技を真似て繰り返すことで上達していきます。
9月末から11月半ばの3Qの担当授業は,1年生の「木造基礎実習Ⅲ」です。
前半は大工技能検定3級,同等の課題で,小屋組み模型,
後半は朝顔鉢(四方転びプランター)を制作します。
両者とも先ず,原寸図を描き,墨付けを行い刻み加工,組み立てという手順です。
小屋組み模型の完成形です。