11月下旬から12月に入り,4Q(クォータ)の授業も半分を終えようとしています。
年間を4分割にして各期間8回の授業のため展開が早いですが,豊富な実習が体験できます。
1年生の最後の木造基礎実習は,下の模型写真の木製ベンチを実物で制作します。
このベンチは,毎年学内や近隣へ寄贈しており,多くの場所で目にします。
先ずは非常勤講師の図面を見本に,学生が原寸図を描いて木材を刻んでいきます。
学生2人で1台のベンチを協力して制作します。
脚の部分と座面は製材で相欠き加工で噛み合わせますが,うまく合うか教員が確認します。
そして,脚の部材を仮組みしながら,べニア板に描いた原寸図面と大きさや形が合っているか確かめます。
完成が楽しみですね。