棟木(むなぎ)という一番高いところにある梁(横架材)を取り付けることを上棟(じょうとう)といいます。
木造住宅の建設では,今も実施している地域もあるかと思いますが,
上棟式といって上から大工さんが御餅などをまいてお祝いをするのです。
棟木を設置したら垂木という屋根をかけるための材を取り付けます。
最後に建具を入れて仕上げます。
この実習としては木造の軸組み構造まででひとまず完成です。
プロの大工棟梁に学生たちも教わり,貴重な経験だったと思います。
チームで一つの木造小屋の構造体を制作し,実物がカタチとなり,達成感を得たようです。
新年度の実習で,軸組を解体するところから開始予定です。