関東も梅雨に入り小雨が降る日が増えました。
実習の時間は幸い天候に恵まれ,なんとかここまで作業を実施することができました。
木製外柵の連結作業や格子取付も難航しましたが,いよいよ仕上げの上塗り塗装(オイルスティン)です。
最初に塗装専門の先生から現場で注意事項説明を受けました。
主な目的は美観ではなく,防腐のため,きれいに塗るというよりも,
塗料を木材に「つける」という感覚で刷毛に塗料をしっかり含ませて作業を行うことがコツだそうです。
細かいところも念入りに2,3度,塗り重ねていき仕上げていきます。
外部からお越しの非常勤の先生方のご指導もあり,時間内に完成させることができました。
1ユニットの木製外柵の幅は3尺(910mm)で,それが28ユニットできたので,84尺(25,480mm),約25mの長さです。
これらを56名位の学生が2名程でペアを組み1ユニットを8回の授業(毎週1回180分)で仕上げました。
学生らも達成感!?のある笑顔が見られます。
次年度以降も,大学敷地を囲う木製外柵を制作する実習は継続される予定で
毎年,少しずつですが,つながっていくことでしょう!