2019年度です。祝,進級・入学 令和元年へ。

2019年度開始。新元号「令和」となりました。新入生の皆さんご入学おめでとう。
戸田研究室も4年目となりました。4年生8名,院生1名,教員1名の10名体制で楽しく過ごしたいものです。

大学付近,元荒川の桜 2019年4月初旬 
卒業生の卒業設計作品展示

研究室前に,今年度も卒業設計作品を展示して春らしいスタートです。

戸田研2期生卒業式2018年度

2019年3月15日,卒業式でした。
2期生のメンバーも卒業です。配属後約1年半,とくに4月からの卒研を始めた約1年は早かったです。

それぞれマイペースなメンバーでいろいろありましたが寂しいものですね。

戸田研2期生卒業記念撮影
戸田研メンバー(院生,4年,3年)

振り返ることなくあっという間。保護者の皆さんも多くお越し頂き感謝します。

さいたま家づくりネットワークでの講演

2月5日は ,さいたま家づくりネットワーク主催の「次世代の勉強会」で富士見市の荒引工務店モデルハウス見学と同じ場で,「今後の多様な働き方」というテーマで教員:戸田がお話しをさせて頂きました。

主に地域工務店の次世代を担う,二代目三代目などの若い社長や社員の方々に向けて,本学のインターンシップや研究室での木造建築教育などについて緩やかな?お話しをしました。

学生らも参加してZEHゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の
モデルハウス を堪能しました。気密断熱性能に優れた住宅で,外皮の断熱性能等を大幅に向上させ,室内環境の質を維持して省エネルギーや再生可能エネルギーを導入することで,年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。



室内はその性能でかなり温かく,さらに熱い話や聴衆者のおかげか,汗ばむほどでした。

インターンシップでお世話になった2年生の頃の画像と今,3年生になった本人にも登場してもらい,感想を述べました。

モデルハウス で学生らと工務店の社長と記念撮影です。今回,木造でも国産スギの活用を主とした取組みを紹介したので,皆さんスギの樹冠を表現したスギマークポーズです。

スギダラケ倶楽部埼玉支部のメンバーも来られ,大いに交流が図れました。

地域工務店の未来の可能性は大きいはずです。そんな取組みに1人でも多くの学生に賛同してほしいと思います。

卒業研究2018年度 発表会

2018年度の卒研(論文・設計・制作)発表会が2019年1月30日(木),31日(金)にありました。

戸田研究室からは論文1名,設計4名,制作2名の発表が無事に終わりました。年末年始は教員としてもがんばりどころで,彼ら彼女らと伴走しながらここまできて,発表を見守るときは,わが子のように心配するものです。

とくに設計の学生は作業量も多く苦労しましたが,2期生となる今年のメンバーの評価はかなり高かった印象です。

オフィスの木質化実施計画 では都内の銀座にあるデザインオフィスを木質化するものであり,卒業制作と設計の連携も試みました。賃貸オフィスへの影響を最小限にするため,組立・解体が容易な仮設的木質フレームの連なりが,狭小空間に広がりを見せます。

仮設的木質インフィル空間 オフィスの木質化実施計画 フレーム模型
仮設的木質インフィル空間 オフィスの木質化実施計画  二次審査講評会
多世代型シェアハウス「かけはし」 戸田市空き家改修計画 
二次審査講評会
多世代型シェアハウス「かけはし」 戸田市空き家改修計画 
二次審査講評会
多世代型シェアハウス「かけはし」 戸田市空き家改修計画  展示

多世代型シェアハウス「かけはし」戸田市空き家改修計画では,戸田市の実際の物件を題材に解体・実測調査を行い,研究室のプロジェクトとしても進行させました。 お世話になった,埼玉建築士会や施主様も本学にお越し頂き,声援と貴重なコメントもいただけました。

学生自身の父親の山林の敷地を題材に,木造工房を自力建設するテーマで取り組んだ,いすみ市・山林の生長する工房です。木造フレームがボヘミアンな(遊牧的な)感じで斜面に沿って連なる形は,これからの高齢化社会のライフスタイルや森林資源の活用に貢献するものです。

ボヘミアン・フレーム いすみ市・山林の生長する工房

保護者の方もお越し頂き,学生の4年間の集大成をお披露目できました。これから社会に出ても,卒研で培った粘り強い思考やものづくりのモチベーションを維持・向上していってほしいですね。

講評会後・懇親会の挨拶

2018卒業設計中間発表会・展示会

10/26土,27日は学園祭(碧蓮祭)企画の一環で建築設計系研究室の合同展示会と卒業設計の中間発表会でした。

この約1年の研究室活動や卒業設計のエスキスなども展示紹介して多くの来場者にご覧頂けたようです。

卒計中間発表では各教員の指摘にどのように応じたか,

応じるべきだったかを学生にフィードバックすることも重要です。

設計系OBの話では本学らしい設計教育の在り方をあらためて思考続ける契機となりました。

現役学生と卒業生,教員で卒業設計の厳しさや楽しさを振り返る時間も大切ですね。

研究室紹介2018

今年も3年生の研究室配属のため,6月26日に研究室紹介というよりほぼ自己紹介を5分間で行いました。

詳しい内容は既に多くの希望者や関心のある学生みなさんが個別に研究室訪問をしてある程度面談していたため,

僅か5分とい時間のなかで多くの学生にいかに憶えてもらうか,という視点でプレゼンを行いました。

普段の授業と比べてかなり笑いを頂けたようで驚いた次第です。

むしろ,驚いたのは聴衆の学生側かもしれませんが。。この人,こんな感じのプレゼンなのか・・・という具合かも。。

教員が学生を乗せて運ぶのでなく,学生らが一丸となってともに進み,教員はそれをサポート,誘導するイメージです。

真面目な研究紹介のスライドも以下に転載します。

卒業研究では下記のテーマの中で,設計,制作,論文全て対応可能です。

まだ配属〆切まで時間があるため,再確認や新たに興味を持った学生は遠慮なく研究室を訪問してください。

そして今月末か来月初旬には4年生とともに研究室の新たなメンバーとして一緒に進みましょう。

戸田研究室希望の3年生の皆さんへ

6月になりました。今月は研究室配属ガイダンスがあります。

既に当研究室を希望する学生は,研究室を訪ねてくれたり,ゼミを見学したり積極的にありがとうございます!

教員は着任3年目でまだ比較的,新しい研究室ですが,一期生10名は今春全員卒業,就職・進学しました。

現在,二期生8名の4年生と大学院生1名の計9名の学生院生と教員で活動しています。

例年,希望者がまあまあ多いため,選抜を行っています。

希望する学生は事前面談をして(といっても堅苦しいものでなく),リラックスしながら会話して,学生のことを少しでも知り,こちらのことも知ってもらう機会を設けていますので,希望者はできる限り早めに教員・研究室を訪ねて来てください。

事前にメール等で連絡をしてくれた方が確実に時間は取りやすいです。皆さんに会えること楽しみにしています!

テレビ埼玉情報番組『マチコミ』放映

先日,教員が特別審査員を務めた,第18回卒業設計コンクール展の公開審査等の様子が4月24日(火)17時~18時にテレビ埼玉の情報番組『マチコミ』内にて放送されました。

 

本学卒業生のプレゼンと審査の様子をあらためて振り返る機会となりました。

第18回卒業設計コンクール展で特別審査員を務めました。

2018年4月14日(土)~17日(火)まで浦和市にある埼玉会館で,一般社団法人埼玉建築設計監理協会主催の第18回卒業設計コンクール展が開催され,教員:戸田が特別審査員を務めました。

  

  

  

本学建設学科からは学内の卒業設計審査会で上位4選の藤原研究室3名,戸田研究室1名,計4名が出展しました。

4月15日(日)にプレゼンテーション・公開審査の結果,出展数9大学35作品の中から本学藤原研究室の桐淵玲央さんの作品「再誕」-Memories of Main Shaft- が,「準埼玉賞」「JIA埼玉賞」「さいたま住宅検査センター賞」の3賞を受賞しました。

この作品は地元行田市の特定空き家密集地域にある空き家の柱を残し,新たな商店街や集合住宅等の複合施設としてリノベーションする提案です。木造住宅の柱を基点として地域の歴史や空間の記憶に着目して新たな提案をした点等が評価されました。

また,大切なのは受賞有無に関わらず,多くの建築家や大学教員,各種団体のプロの方々から卒業したこの時期に講評コメントを頂き,質疑応答する等,自らの設計に対するスタンスを振り返る場であることです。

さらに一般の方々に設計の提案がどのように映るか,その成果が問われ再確認できる場でもあります。学内に留まらず大学院や社会人として発つこの時期こそ振り返るチャンスかもしれません。

評価は場所や人によっても様々,一喜一憂はそこそこに次に向けてまた歩き出してほしいと思うのです。

打上げ後の本学出展者学生(卒業生)と藤原先生,岡田先生,戸田で記念撮影。皆さん良い笑顔です。

2018年度 春 新年度スタート

あっという間に何度末が来て新年度を迎えました。

ものつくり大学建設学科の今年度入学者数は約190名でした。

戸田研究室は大学院1年生1名,学部4年生8名の計9名でスタートです。

夏にはまた新しい3年生も加入してくるのが楽しみです。

今年は桜が早く,入学式には葉桜で,授業も始まりまた日常の大学の雰囲気に戻りつつあります。

卒業生いわく,私の口癖は「それは,あかんで」のようです。

今年度は「それは,ええで」を多く発言できるように努めたいと思っています。