8月は授業がお盆前まであり,夏休みは授業はなくても採点や研究などやるべきことは多いですが,
埼玉の工務店や設計事務所,材木店などの関係者皆さんの取り組みに協力する地域貢献活動も活発です。
上尾市の工務店では地域の方々を招く木工教室やソーメン流し等をお手伝いしながら
木育をテーマにした卒業研究のアンケートを取らせて頂いたり,
伊奈町の建材・材木店の倉庫の敷地では感謝祭で木を学ぶ教室や左官ワークショップ等に協力しました。
浦和の喫茶ギャラリーでは土壁改修ワークショップや木育等,2日間に渡り協力しました。
ここは明治24年築の古い納屋を改装した日本茶喫茶で詳しい活動は榊住建様のサイトで紹介頂きました。
土と藁と水を入れて学生たちが練っていきます。
また,地域のお子さんにも木のおもちゃで触れ合う場を提供されていました。
2階内部には見事な古材の梁が表しになっています。
土壁を塗ることはもちろん,木造建築を体感する貴重な機会にもなりました。
様々な現場で様々な人たちと触れ合う機会が学生らにとっても貴重な経験となっていると思います。
教員としても建築設計実務等の話を現場や事務所の人達から聞くことができ,
学内だけでは困難な現状の最新情報などを得ることもあり,非常に有意義な交流にもなり感謝です。