担当している授業,3年生の木造住宅設計Ⅰの紹介です。
一般的にほとんどの大学では前期,後期と2分割ですが,本学はクォータ制という,1年を4分割して授業が行われています。
現在は1クォータで,4月から6月上旬までになります。
1クォータは8回の授業になるので,一つの授業は短期集中型になるかと思います。
木造住宅設計Ⅰは4回目を終え,木造住宅2階建て(兄妹の二世帯と母が暮らす専用住宅)のトレースという,
見本の図面を見ながら描き写す作業で,木造図面は線が多く細かなところもありますが,集中して取組んでいます。
主に二級建築士設計製図試験対策の基本を兼ねているので,
図面を描く正確さと限られた時間内に完成させるスピードが求められます。
提出図面をチェックし添削することも大変ですが,一人でも多くの学生が木造住宅設計の面白さを知ってほしいと思います。
ものつくり大学では建築士(設計)を目指す学生もおり,
実際の現場でのモノをイメージしながら図面上にも表現することにもなり,リアルな感覚が身につきやすいと思います。
下の写真はキャンパス内にある木造の休憩所です。新緑に包まれ一休みしながらでも木造に接することができます。