ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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技能五輪全国大会

2014年度技能五輪全国大会6名受賞

2014年度第52回 技能五輪全国大会が2014年11月28日(金)~12月1日(月)に愛知県で開催され、本学からは過去最多となる13名の学生が出場して6名が受賞する快挙を遂げました。

受賞内容と受賞者インタビュー

受賞内容(学年は2014年度当時のもの)

【家具職種】銀賞志水 元紀 3年(兵庫県立龍野北高校出身)
銅賞片山 聡美 3年(東京都立工芸高校出身)
銅賞山村 薫 3年(九州学院高校出身)
【とび職種】銀賞井上 翠 4年(神奈川県立弥栄高校出身)
【左官職種】敢闘賞寺田 尚樹 4年(茨城県立伊奈高校出身)
日左連競技委員特別賞中野 綾希 3年(福島県立会津高校出身)

座談会インタビュー

  • 高校時代からものづくりで活躍?
【志水】
高校のときに若年者ものづくり競技大会に出場、大学2年生のときには技能五輪全国大会に出場しましたが賞は取れず、その悔しさをバネに今年は銀賞を取ることができました。
【片山】
高校はインテリア科で家具製作をしていました。高校3年生のときに若年者ものづくり競技大会で銅賞を取りました。大学1年生で技能五輪全国大会に出場、2年生で敢闘賞、そして今年は銅賞を取ることができました。
【山村】
高校は普通科。美術の授業は好きでしたけど。大学1年生のときに学園祭で行われた木材加工のコンテストに出たのが技能五輪を目指す最初のキッカケですね。
  • 大会を振り返っての感想は?
【寺田】
全く緊張しませんでした。大会が楽しみで待ち遠しかった。本番では、練習の時よりも時間配分は上手くいった気がしたのですが、結果は敢闘賞。正直「金」を狙っていたので、とても悔しい。
【井上】
とても緊張して、大会前日は全く眠れませんでした。当日の朝も食事が喉を通らず、寝不足とエネルギー不足で頭は回らず手にも力が入らずで、ホント焦りましたね。結果としては銀賞を取れてホッとしています。
【中野】
初めての左官挑戦。一からの練習でした。本番前にスランプになり、どん底を経験したので、本番では少し失敗しても焦ることなく開き直って競技に集中できましたね。
  • インターンシップの影響も大きい?
【片山】
志水くんと一緒に清水建設でお世話になり、木の知識は相当身につきましたね。自分が設計した家具の製作なども行いました。驚いたのは何と言っても職人さんの段取り力と調整力ですね。
【志水】
そう。最後の調整。あれはスゴイ。加工した木材がちょっと組み合わないかなとか、ちょっと隙間ができるかなと思っていると、最後の微調整でピッタリ合わせちゃう。
【井上】
高校は普通科でしたから、当然、「とび」は経験したことのない未知の世界。インターンシップでとびの会社にお世話になったのがキッカケになりましたね。
  • 技能五輪の練習と大学の授業の両立は?
【中野】
大変でした。死ぬかと思いました。今回は左官で技能五輪に出場しましたが、将来は設計の道に進むつもりなので、五輪の練習と設計の課題がちょうど重なったり、きつかったですね。
【山村】
1・2年生のときに目一杯単位を取りました。3年生の技能五輪の練習の時期は、ほとんど授業を取らなくても大丈夫なようにして、練習に集中しましたね。
【片山】
1年生から毎年出場してきたので、練習の時期にあたる第3クォータだけは練習に集中できるように、毎年1・2・4クォータでできるだけたくさん単位を取っています。
  • 技能五輪で活躍もできる、ものつくり大学の良さって?
【井上】
高校生のとき、建築を勉強できる大学をたくさん見てまわりました。オープンキャンパスに来たとき、ものづくりへの情熱やガテン系な雰囲気、ほんとカッコイイと思いましたね。
【寺田】
こんなに実習が充実した大学はない、内容も本格的。学生は、ものづくりに対する熱いハートを持っている。五輪に挑戦しようと思ったのも、練習に打ち込む先輩の姿を近くで見ていたから。
【中野】
机の上だけで勉強して理解したつもりでいてもダメ。体を動かして実際にやってみなければ分からないことって、いっぱいあるでしょ。それができるのが、ものつくり大学。
【片山】
学生がやりたいと思うことに対するバックアップがすごい。放課後も夜まで施設設備を使用することができるし、必要な材料もそろえることができる。最高の環境。
【山村】
先生方が一流の技能技術を持った方々なので、実習で身につく力はホンモノですね。
【志水】
先生だけでなく、先輩からもたくさん教えてもらいました。
  • 将来の抱負をどうぞ
【山村】
来年も家具で五輪に出場して金賞を取りたい!将来は家具をつくる仕事に就きたいですね。
【志水】
来年は家具ではなく、建築大工で金賞を狙います!将来は大工として独り立ちしたい。
【片山】
3年間ずっと五輪に出場してきて大会全体を見る機会がなかったので、来年は見る側にまわりたいですね。卒業研究・制作に集中して、卒業後は無垢材の家具を制作する仕事に就きたい。
【寺田】
左官の会社への就職が決まっています。今回の敢闘賞の悔しさを忘れず、来年はリベンジ、必ず金賞を取ります!
【井上】
とび・仮設の会社に就職が決まっていますが、管理側なので。来年も後輩の女子が出場すると思います。女子学生がとびで連続出場って、カッコイイでしょ!
【中野】
来年は卒業設計に集中。将来はデザイナー、一級建築士を目指します。必ず一発合格します!
山村薫さん
志水元紀さん
片山聡美さん
中野綾希さん
井上翠さん
寺田尚樹さん

インタビュー(2015年1月)入試課長補佐 窪田 岳領

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