技能五輪全国大会
第58回技能五輪全国大会参加レポート
第58回技能五輪全国大会(2020/11/13~11/16)が愛知県で開催され、建設学科から5職種8名の学生が出場しました(建築大工職種2名・家具職種1名・左官職種2名・造園職種2名・タイル張り職種1名)。
技能五輪に出場することが決まった学生たちは、学内で繰り返し練習に励みました。
五輪への出場が叶わなかった学生2名が学生広報として同行しました。
今回、開会式はオンラインで行われました。開会式同日には下見や説明が行われ、翌日11月14日(土)、いよいよ競技当日・・・会場の愛知県国際展示場に入ります。
左官職種ではラジオ体操が始まりました。
そして競技スタート!
11月14、15日の2日間にわたって、競技が行われました。
制限時間の中で集中して課題を完成させます。
完成!競技が終わりました。
今回、閉会式・表彰式はオンラインとなり、出場者や関係者はスマホやパソコンでオンラインの結果発表を見守っていました。
左官職種、島本裕美子さん金賞!
本学として初めて出場したタイル張り職種、小池優香さんが銀賞。
建築大工職種の柏原一輝さん、左官職種の村山虹太さんが銅賞。建築大工職種の梅津弥涼さんが敢闘賞。
出場した8名中5名が入賞しました。出場した選手全員、がんばりました。お疲れ様でした!!
応援いただいた皆様、ありがとうございました。
後日、金賞の島本さんは、めざましテレビ(フジテレビ)のコーナー「キラビト!」に出演し、密着取材いただきました。
挑む!匠な学生たち 第58回技能五輪全国大会
学生記者が行く!技能五輪全国大会ルポ
原さんの取材レポート悔しさを乗り越えて、金賞を超える金賞を目指したい!
建設学科3年 原 祐
1日目
朝、選手陣が大会会場に着いて、そこに一緒にいたら緊張感が大いに伝わってきました。緊張感の中に湧き上がる闘志や、自分自身への期待やワクワク感など満ち溢れる自信も感じることができました。
それぞれ開始時間が異なりはするものの競技は左官職種、タイル張り職種、建築大工職種、家具職種の順で始まっていきました。自分は左官職種で出場しようとしていたので、左官競技ブースで取材を忘れるほど熱心に選手の皆さんの技を見ていました。左官職種は出場選手が全員で11名と、とても多い競技という訳ではなく、建築大工職種は2倍以上の人数がいて驚きました。
2日目
1日目の左官の作業成果は全体的に悪くない終わり方をしたようでした。選手達の緊張も溶けたように見えて、1日目の順調さを感じたまま挑んでいるように思えました。特に目立ったミスもなく完成していて、自分は選手ではありませんが安心しました。
今回、技能五輪の取材担当として行きました。1日目、2日目と取材してまず感じたのは、とても悔しかったということです。今回出場するはずの大会に選手として行けなかったことがとても悔しかったです。この悔しいという気持ちを抱えたまま大会を見に行けたことはとても良い経験になりました。
来年自分がチャレンジする際は、今回の金賞を超える金賞をめざします! そして最後に選手の皆さんお疲れ様でした。
何としても次回出場したい気持ちがより強くなった!
建設学科2年 三明 杏
1日目
朝の8時には会場についていたためまずは各競技会場を見て回ることにした。
そこには初めて見る機械や出場選手たちの緊張の顔が見て取れた。8:30から各職種、続々と「競技開始」の声が響いてきた。競技内容に関して自身の専攻でないものは競技指導者の方々や先輩に解説をいただきながら競技を見ていた。1日目の感想を選手に聞くと左官職種・タイル職種は順調とのこと、家具職種・大工職種は練習より少しスローペースとのことだった。
2日目
8:30頃、左官職種競技開始前に選手全員でのラジオ体操が行われた。それを見ていた左官関係者、広報等がその音に合わせ一緒に体操をしていると、いつの間にか家具職種・大工職種の競技委員の方々にもラジオ体操の輪が広がっていた。午前中に左官職種・タイル職種の競技が終了した。1日目にスローペースとあった大工職種・家具職種も無事時間内完成をすることができた。競技終了後、選手の表情はとても晴れやかであった。
今回の技能五輪全国大会に出場している選手たちを見て、私は「来年、東京大会はあの競技エリアの中に居るというぞ」意思がさらに強くなりました。入賞された選手の方々おめでとうございます! 出場された選手の皆様2日間お疲れさまでした。
過去の記事
-
048-564-3200(代表)
【受付時間】月~金曜日 9:00~17:30
〒361-0038
埼玉県行田市前谷333番地 アクセス - 資料請求